- 読み
- ぷろんぷと
- 英語
- Prompt
- 別名・関連
- 指示文
なぜ重要か
既製のAI APIを組み込む開発では、モデルそのものを自社で作るわけではありません。そのため、自社の業務に合った結果を引き出す部分、つまりプロンプトの作り込みが、成果を左右する要素になります。何度も試して調整したプロンプトには、その業務の判断基準や例外処理の知識が言葉として蓄積されます。これは実質的な業務ノウハウであり、開発の成果物として扱うべき資産です。
事業・開発の実務での意味
プロンプトは一度書いて終わりではありません。業務のルールが変われば書き換えが必要ですし、利用しているモデルが更新されると、同じ指示でも結果の傾向が変わることがあります。そのため、次のような運用の仕組みが必要になります。
- どこに保管し、誰が変更できるかを決めておく
- 変更した日時と理由を記録に残す
- 変更前後で結果がどう変わるかを、決まった例で確かめる
外部の会社に開発を委託する場合は、作成したプロンプトの権利が自社に帰属するかを契約で確認してください。ここが曖昧なまま進むと、後で会社を変えるときに業務ノウハウごと持ち出せなくなります。準委任契約で進める場合も、成果物の扱いは個別に取り決めるのが確実です。
想定例:問い合わせの分類にAIを使っている場合、新しい商品カテゴリが増えるたびにプロンプトの例示を追加し、過去の代表的な問い合わせで結果を確かめてから反映する、という運用が現実的です。弊社のAI活用開発では、こうした更新の手順まで含めて設計します。
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開