- 読み
- どっぐふーでぃんぐ
- 英語
- Dogfooding
- 別名・関連
- 自社利用、ドッグフード
なぜ重要か
利用者が感じる不便さは、仕様書や画面設計を眺めていても見つかりません。実際に毎日使うと、手順の多さ、待ち時間、分かりにくい言葉といった問題に作り手自身が直面します。問い合わせとして届くのは不満の一部にすぎないため、届かない不満を拾う手段として有効です。
とくに既製のAI APIを組み込んだ機能では、出力が入力によって変わります。どんなときに期待外れの答えが返るかは、使い続けないと感覚がつかめません。
事業・開発の実務での意味
始めるときは、誰が、どの業務で、どのくらいの頻度で使うかを決め、気づいたことを書き留める場所を一つにまとめます。集まった声をそのまま開発の依頼にすると優先順位が崩れるため、事実(何をしようとして何が起きたか)と要望を分けて記録すると扱いやすくなります。
一方で限界もあります。社内の利用者は、業務の背景も用語も知っているため、初めて触れる利用者がつまずく箇所を飛ばしてしまいます。社内で好評でも市場で受け入れられるとは限りません。UXリサーチのように社外の利用者から学ぶ手段と組み合わせ、判断の偏りを補う必要があります。
想定例:社内向けの管理画面を自分たちで毎日使ってみたところ、想定より入力の手戻りが多いと分かり、項目の並び順を変えた、というように小さな改善につながる使い方が現実的です。弊社のUI/UXデザインでは、こうした社内の気づきと利用者調査を合わせて設計に反映します。
関連する用語
- UXリサーチ — 社外の利用者から学び、社内の偏りを補う手法
- MVP — 小さく作って使いながら確かめる対象
- ペルソナ — 社内の感覚と実際の利用者像を区別するための道具
- プロダクトマーケットフィット — 社内の評価ではなく市場の評価で測る状態
関連用語: UXリサーチ、MVP、ペルソナ、プロダクトマーケットフィット
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開