- 読み
- エムブイピー
- 英語
- Minimum Viable Product
- 別名・関連
- 最小実用製品、実用最小限の製品
なぜ重要か
スタートアップの最大のリスクは、作ったものが誰にも必要とされないことです。機能を盛り込んだ完成品を長い時間をかけて作ってから市場に出すと、仮説が外れていた場合に投じた資金と時間の多くが無駄になります。MVPは、その損失を小さくするための考え方です。「顧客は本当にこの課題で困っているのか」「この解決策にお金を払うのか」という問いに対し、最小限のものを作って実際の反応から答えを得ることを目的とします。
事業・開発の実務での意味
MVPを設計する際に大切なのは、「何を削るか」よりも「何を検証したいか」を先に決めることです。裏側を手作業で運用する、既存ツールを組み合わせる、ランディングページだけで反応を見る、といった方法も立派なMVPです。
一方で、MVPは「品質が低くてよい」という意味ではありません。検証したい体験の中核部分が使い物にならなければ、正しい学びは得られません。開発パートナーと進める場合は、検証したい仮説、計測する指標、検証後に何を判断するかをあらかじめ共有しておくと、開発の優先順位がぶれにくくなります。Webシステム開発では、こうした前提の整理から一緒に取り組みます。
関連する用語
- プロダクトマーケットフィット — MVPによる検証を重ねた先に目指す状態
- ペルソナ — 誰の課題を検証するのかを具体化する手法
- UXリサーチ — MVPに対する反応を定性的に把握する手段
- ノーススターメトリック — 検証結果を測るための中心となる指標
関連用語: プロダクトマーケットフィット、ペルソナ、UXリサーチ、北極星指標
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