- 読み
- エルティーブイ
- 英語
- Lifetime Value
- 別名・関連
- 顧客生涯価値、ライフタイムバリュー
なぜ重要か
LTVは「一人の顧客を獲得するためにどこまで費用をかけてよいか」を判断する土台です。LTVがわからないまま広告や営業に投資すると、獲得すればするほど損失が膨らむ事態に気づけません。逆にLTVが高いとわかれば、獲得に積極的に投資する根拠になります。事業の成長段階を問わず、収益構造の健全性を測る基本的な物差しとして使われます。
事業・開発の実務での意味
LTVは、顧客単価と利用頻度、継続期間の掛け合わせで考えるのが基本です。したがってLTVを高める手段は、単価を上げる、利用頻度を上げる、解約を減らす、の三つに整理できます。どの要素に働きかけるかで、必要な施策も開発の優先順位も変わります。
注意点として、創業初期はデータが少なく、LTVは推定に頼らざるを得ません。継続期間を楽観的に見積もると、獲得投資の判断を誤ります。顧客層やプランごとに分けて見ることで、どこに価値の高い顧客がいるのかが見えてきます。
開発面では、顧客ごとの取引履歴や利用状況を正確に記録し、集計できる基盤が前提になります。マネタイズモデル構築では、指標の設計とそれを支えるデータ基盤を合わせて検討します。
関連する用語
- CAC — LTVと対で見る顧客獲得コスト
- チャーン — 継続期間を左右し、LTVに直結する指標
- サブスクリプション — LTVの考え方が特に重要になる収益モデル
- ノーススターメトリック — LTVの先行指標となりうる中心指標
関連用語: CAC、チャーン、サブスクリプション、北極星指標
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開