広告は、出稿すれば数字が動く分かりやすい施策ですが、計測が整っていない状態で始めると「費用は使ったが何が効いたか分からない」という結果になりがちです。スタートアップの広告予算は限られています。だからこそ、最初に計測の土台を作り、一回一回の出稿から学びを得る運用が重要です。
弊社の広告運用・計測設計は、プロダクトの開発チームが計測まで担う点に特徴があります。登録・利用・課金といったプロダクト内の行動と広告の流入を接続し、獲得単価(CAC)だけでなく、獲得したユーザーがどれだけ定着し、どれだけの価値(LTV)を生むかまで追えるようにします。
運用そのものは、検証したい仮説に沿って小さく始め、結果を見て配分を変えます。数字は正直に報告し、効果が見込めない場合は縮小や停止も含めてご提案します。
こんなお悩みに
- 広告を出しているが、どの施策がどれだけ売上につながったのか分からない
- 獲得単価は分かるが、獲得後の定着や課金までは追えていない
- 計測タグや分析ツールの設定が場当たり的で、数字の信頼性に不安がある
- 広告代理店とプロダクト開発が分断され、改善が広告側だけで止まっている
- 限られた予算で、まず何を試すべきか判断できない
ご提供内容
- 計測設計書と実装
追うべき指標、イベントの定義、計測ツールの設定を設計し、プロダクトへの実装まで行います。プライバシーに関する法令への配慮も設計に含めます。
- 広告アカウントの設計と運用
媒体選定、キャンペーン構造、配信設定、クリエイティブの方針を整え、日々の運用と入札・配分の調整を行います。
- KPIダッシュボード
流入からプロダクト内の行動、課金までをつないだ指標を一つの画面で確認できるようにします。ノーススターメトリックとの関係も整理します。
- 定期レポートと改善提案
結果と学びを定期的に報告し、次に試す仮説をご提案します。広告だけでなく、ランディングページや登録導線などプロダクト側の改善も含みます。
進め方
- 01
目的と指標の定義
広告で何を達成したいのか(登録、購入、問い合わせなど)を決め、判断に使う指標を定義します。基本は広告計測の基礎で解説しています。
- 02
計測基盤の整備
出稿前にタグ、イベント、コンバージョンの設定を整え、数字が正しく取れることを確認します。ここを省くと後の判断がすべて不確かになります。
- 03
小さく出稿して検証
限られた予算で複数の仮説を試し、反応の良い組み合わせを見つけます。効果が見込めない媒体や訴求は早めに止めます。
- 04
配分の最適化
結果に応じて予算配分と入札を調整し、獲得後の定着まで含めた効率を高めます。プロダクト側に原因がある場合は開発チームと連携して改善します。
- 05
運用の内製化
運用手順とダッシュボードを整え、社内で運用を続けられる状態にします。必要に応じて相談窓口として継続的に関わります。
向いているケース
- これから広告を始めるにあたり、計測から整えたい
- 広告とプロダクトの数字をつなげて、投資対効果を判断したい
- 少ない予算で学びを積み上げながら配分を決めたい
- 自社で運用できるようになるまでの立ち上げを任せたい
向かないケース
- テレビや屋外広告など、Web以外の媒体を中心とした広告計画
- 計測を整えずに大規模な出稿だけを急ぐ場合。まず計測基盤の整備をおすすめします
関連する開発事例
- SNS / データ分析SaaSInstagramデータ解析サービス投稿を職業とする利用者に向けて、SNSの公式APIから投稿ごとの反応やフォロワー推移を定期的に取り込み、自社側に蓄積したデータだけで集計・表示するサービス。API呼び出し制限に左右されず、認証の有効期限の更新も取り込み処理に織り込みました。
- BtoBメディア / リード獲得プラットフォームBtoB SaaS比較メディアの多層構成検索流入を支える既存PHPの公開サイトはURLも表示も変えずに残し、運営会社向けと掲載企業向けの管理画面から先にLaravel + Inertiaの新基盤へ。旧APIサーバーは移行対象を一覧化して統合と廃止を進めています。
よくあるご質問
広告費の目安はどのくらいですか?
目的と媒体によって案件により大きく異なります。まずは検証に必要な最小限の予算から始め、結果を見て増減を判断することをおすすめしています。
計測設計だけを依頼できますか?
できます。運用は社内や別のパートナーが行い、計測の設計と実装のみを弊社が担当する形にも対応しています。
効果が出なかった場合はどうなりますか?
結果はそのまま報告し、原因の仮説と次の選択肢(訴求の変更、媒体の変更、縮小や停止)をご提案します。効果が見込めない出稿を続けることはおすすめしません。
関連する領域
関連するインサイト
- 広告運用の基本 — 計測設計とLTVから逆算する予算の考え方広告運用を始める前に整えるべき計測設計(コンバージョン定義・タグ・同意管理)と、LTVとCACの関係から予算上限を導く考え方、媒体とクリエイティブの検証、プロダクト改善との連動、見るべき指標の絞り方を解説します。
- プロダクトのKPI設計とダッシュボード — 見るべき指標を絞る北極星指標を起点に先行指標・遅行指標へ分解し、PMF前後のフェーズに応じて見るKPIを絞る考え方と、意思決定に使えるダッシュボードの設計、計測の信頼性、やりがちな失敗を整理します。
- スタートアップの市場リサーチ — 調査の進め方スタートアップが限られた資源で市場リサーチを進めるための手順を、仮説の言語化からデスクリサーチ、インタビューなどの一次調査、結果の統合と意思決定への反映まで順を追って解説します。
監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開