- 読み
- ぎじゅつでゅーでりじぇんす
- 英語
- Technical Due Diligence
- 別名・関連
- 技術DD、テクニカルデューデリジェンス
なぜ重要か
投資家が知りたいのは「きれいに作られているか」ではありません。事業計画どおりに開発を進められる状態か、そして想定外の重大なリスクが隠れていないかです。設計上の課題があること自体は珍しくなく、問題になるのは、それを経営側が把握していない場合です。把握していれば返済計画として説明でき、把握していなければ管理できていない兆候と受け取られます。
事業・開発の実務での意味
確認される観点は、おおむね次のような範囲です。
- プロダクトの構成と、事業の成長に耐えられるかの見立て
- 技術的負債の所在と、返済の優先順位
- 個人情報の扱いとセキュリティの基本的な対応状況
- ソースコードやプロンプトなど成果物の権利が自社にあるか
- 開発が特定の個人に依存していないか
準備として有効なのは、現状を説明する資料を先に作っておくことです。構成図、外部サービスの一覧、既知の課題とその対応方針を書き出しておくと、調査の場で調べ直す必要がなくなります。外部に開発を委託してきた場合は、契約書で成果物の権利の帰属を確認してください。準委任契約では、権利の扱いを個別に定めていないことがあります。
想定例:調達を控えた段階で、まず既知の不具合と設計上の課題を一覧にし、それぞれいつ対応するかの方針を添えておく、という準備の仕方が現実的です。弊社の技術顧問・チーム構築支援では、こうした整理を一緒に進めます。
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開