- 読み
- ぎじゅつてきふさい
- 英語
- Technical Debt
- 別名・関連
- テクニカルデット
なぜ重要か
スタートアップの初期段階では、仮説検証を急ぐために「まず動くものを作る」判断が正しいことも多くあります。問題は、その判断の結果として残った課題が見えなくなることです。技術的負債が積み上がると、小さな機能追加に想定以上の時間がかかり、障害が増え、開発者の採用や引き継ぎも難しくなります。負債そのものは悪ではなく、「どこに、どれだけあるか」を経営側が把握できていないことが本当の問題です。
事業・開発の実務での意味
実務では、負債を「意図して借りたもの」と「気づかず積もったもの」に分けて扱うと判断しやすくなります。前者はMVPを早く出すための投資であり、返済の時期をあらかじめ決めておくべきものです。後者は古い依存関係やテスト不足など、日常的な点検で見つける必要があります。返済の優先順位は、事業への影響が大きい箇所、変更頻度の高い箇所から決めるのが一般的です。
想定例:新機能の見積もりが毎回大きくぶれる場合、特定の画面や処理に負債が集中している可能性があります。その部分だけを対象にモダナイズを計画し、あわせてCI/CDで自動テストを整えると、返済と再発防止を同時に進められます。
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開