- 読み
- らんうぇい
- 英語
- Runway
- 別名・関連
- 資金余力
なぜ重要か
開発の範囲は「作りたいもの」ではなく「残された時間の中で検証しきれるもの」で決まります。ランウェイを把握しないまま機能を積み増すと、成果を示す前に資金が尽き、次の調達も難しくなります。逆に残り月数が分かっていれば、何を今作り、何を後回しにするかの判断に一本の基準が通ります。
事業・開発の実務での意味
実務では、開発費をランウェイに対する割合で捉えます。重要なのは初期の開発費だけでなく、公開後に毎月かかる費用まで含めて考えることです。サーバー費用、外部サービスの利用料、保守の工数は、作り終えた後もバーンレートに乗り続けます。とくに既製のAI APIを使う機能は利用量に応じて費用が変わるため、想定外に膨らまない設計にしておく必要があります。
判断の目安として、次の点を先に決めておくと迷いが減ります。
- 次の調達や黒字化までに、何を示す必要があるか
- それを示すために最低限必要な機能はどこまでか
- 公開後に毎月いくら増えるか
この順で考えると、MVPの範囲が自然に絞られます。残り月数が短いときほど、作る量を増やすより、確かめる対象を絞る判断が効きます。
想定例:残り月数が限られている状況で、利用者の継続率を示すことが次の調達の条件になっているなら、課金まわりの作り込みを後回しにし、継続率を測れる状態を先に整える、という優先順位が考えられます。弊社のWebシステム開発では、費用の見通しを含めて範囲を一緒に決めます。
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監修: フィリット・コンサルティング株式会社公開